START テニスを始める
初めてラケットを握ったのは高校入学後。ここから私のテニス人生がスタートします。高校を卒業した後、1年の浪人を経て希望していた早稲田大学・スポーツ科学科に入学しました。1年生の時にテニスから離れた時期もありましたが数ヵ月後に復帰します(今ではここの決断を悔いています。)テニスコーチは大学に入ってすぐに始めました。ただ、この頃の自分はまだまだ未熟で、指導方法も何もわかっていませんでした。
SLUMP 苦悩と模索の時期
年齢的にはもっとも脂が乗る時期とされる20代中盤、私のテニスの実力は低迷していました。練習すればするほど自分のテニスがおかしくなっていくような泥沼状態。それでも、「長い時間一生懸命やれば上手くなる」との言葉を信じ、闇雲に、真面目に練習を続けました。周りから掛けられる言葉は、「何も考えるな」「焦るな」「力抜け」「自信を持て」といった抽象的なものばかり。もちろん試合に出ても勝てません。根本にある問題に気付くことなく、ただ枝葉の部分をいじるばかりの日々が続きました。自分自身がそんな状態だったので、当然コーチとしても的確な指導をすることはできませんでした。(自分の感覚や今まで教えられた抽象的なアドバイス・テニススクールのマニュアル通りのアドバイスを送っていました)
TURNING POINT コーチとの出会い
試行錯誤を繰り返す中、あるコーチとの出会いによって、私の前に希望の道が開けてきました。そのコーチは「打ちたい所に打てない原因は、効率良く体を使えていないからだよ。今の身体の使い方だとどれだけ練習しても、いつまで経ってもボールに自分の意思が伝わらず、コートに入らないと思うよ」と教えてくれたのです。まさに衝撃的でした。このとき、「自分がやっているテニスの延長線上に、『本物のテニス』はない!」と直感しました。
STUDY & LESSON 研究とレッスン、練習の日々
コーチとともに、自分の体を使った研究の日々がスタート。動作解析、バイオメカニクス、スポーツ生理学、スポーツ心理学、スポーツ栄養学、古武術、メンタルトレーニング、パーソナルトレーニングなど、学んだ分野は多岐にわたります。研究・練習と並行して、週1回ペースで数年間そのコーチのプライベートレッスンを受けて技術習得に励みました。(現在は関西で活躍中です。私の目標とする方です。)
DOWNTURN 再び低迷の時期に
研究・実戦に励む中、なかなか思うような結果が出ませんでした。以後数年間、テニスの実力は低迷します。「テニスが上手くなる人は限られていて、センスや才能・身体能力が特別高くない自分にはそもそも無理なのでは……」。次第にそんな否定的な考えに囚われるようになっていきました。プレイヤーとして【テニスの上達を目指すこと】、コーチとして【自分が学んだテニスを伝えること】、そのどちらも諦めようと何度も思いました。
ENLIGHTENMENT ついに開眼!
テニスを諦めず何とか踏みとどまっていたある日、自分の中で突如閃光が走りました。これまで断片的だった知識や身体動きが見事に結び付いていくのを体感したのです。そこで大切だったのは「体幹を使う具体的な方法」。人間の骨のつき方などから理論を考え、研究・実践を重ね、その具体的な方法とそこから派生する効率の良い身体の使い方を明確にしていきました。これが分かってくると加速度的にテニスが上達し、コーチとしてのレベルも目に見えてアップしていきました。まさに開眼したような感覚です。
FAVORABLE ついについに結果を出せるように!
さらに技術を高めるべく試行錯誤を繰り返すと同時に、周りの人からいろんなことを教えてもらいました。プレイヤーとして、自分のテニスが日々進化していることを実感できるようになりました。今まで勝てなかった相手に勝てるようになるなど、テニスの総合力は確実に上がっていきます。自身の日本ランキングも、数年間300位くらいだったのが、目標であった180位を上回る169位にまでアップしました。
コーチとしては、テニス全般に関して「具体的に」「言葉にして」生徒の皆さんに伝えることができるようになりました。もちろん指導理論は以前のものとは全く違います。指導の場面で明らかに目の付けどころが変わり、生徒さんも結果を出せるようになり、現在は毎日様々な方のプライベートレッスンをお引き受け出来るようになりました。
私は、さんざん遠回りをして、ようやく理にかなっている・筋が通っていると感じる場所までたどり着きました。もちろん常に進化するものです。私も日々研究、実戦は欠かしません。
現在の私には、喜びと同時に、「もっと早く自分の問題に気付き、上達に繋がる情報を知っていたら、こんなに苦しまなくても済んだのに……」という悔しさもあります。だからこそ、みなさんには遠回りして欲しくないのです。これまでの経験・知識を踏まえ、コーチとしてみなさんを上達への最短コースへとご案内していきます。テニス上達の本当の喜びや価値をぜひ体感してください。
2016年9月現在
おかげ様で毎日複数の方・グループの方からレッスン依頼をいただいており、Peakbalの理論をもとにして『お一人お一人違って当たり前、その方に合った(その方のテニスのパフォーマンスが上がる)方法を探す』をモットーに、日々レッスンを行っております。
レッスンをさせていただいている方の年齢は、下は4歳、上は82歳です。テニスのレベルも様々です。
一般の方は・・・
完全な初心者の方~全国レディ―ス出場1名、市民大会で優勝経験のある方やテニススクールでコーチをされている方が複数名。
女子連参加メンバー(参加経験ありの方含め)は30名以上。
合計160名を超え、多くの方にレッスンを受けていただいております。
ジュニアは・・・
学校でのテニスの授業についていけない方、初心者の方 ~ 関東ランキングTOP10、関東ジュニア出場者4名、全国中学生大会出場者2名、
ジュニア世界ランキング保持者など。計100名以上。
詳しくは実績の部分をご覧ください。
目標は個々で違いがあって当たり前です。個々の目標を達成していただけるように、より良いレッスンを御提供してきます。
日々精進あるのみです。
MISSION 1
MISSION 2
MISSION 3
MISSION 4
スクールコーチ時代の【これかな?!】というテニス理論や感覚と、様々な分野の深い知識を得た現在の【これだ!】というテニス理論や感覚は全くの別物になりました。私自身も現在このテニス理論で日々プレーしており、【こうやったらまだまだ上手くなれるぞ!本当に楽しい!】と実感しております。
ぜひこの【テニス上達の価値・本当の喜び】を体感してください。全力でのサポートをお約束致します。
最後に、私は【テニスの上達】は【自身の成長】とイコールだと考えております。
テニスを通じて自身の成長(出来なかったものが出来るようになった!)を感じることで、
生活・人生がより楽しく豊かなものになると確信しております。
そのお手伝いをさせて頂ければと思います。